ついに日本でもサービスが開始されたApple Fitness+。Apple TVとApple Watchをフル活用して数日間じっくりと触ってみました。エンジニア視点で見ると、このUX(ユーザー体験)は非常によく練られています。
結論から言うと、「ジムの代わり」ではなく「ジムの効果を最大化する補完ツール」として、ベテラン層にもかなりおすすめできるサービスでした。
Apple TVとの連動は、まるでゲームの「HUD」
まず驚いたのが、デバイス間のシームレスな連携です。Fitness+はiPhone単体でも使えますが、真価を発揮するのはApple TVとの組み合わせですね。
「Apple TVでワークアウトを選ぶ ➔ Apple Watchが自動で計測開始 ➔ 画面にリアルタイム指標が出る」
この流れが実にスムーズ。テレビの大画面に、自分の現在の心拍数、消費カロリー、アクティビティリングがオーバーレイ(重ね合わせ)で表示されます。まさにオープンワールドゲームのHUD(ヘッドアップディスプレイ)を見ている感覚です。自分のステータスがリアルタイムで可動するのは、理屈抜きにモチベーションが上がりますね。
※注意点:AirPlayでも映像は飛ばせますが、指標のオーバーレイ表示を安定させて楽しむなら、やはりApple TV経由がベストです。
最初は「瞑想」で肩透かし、でも「キックボクシング」で化けた
正直に言うと、最初に「瞑想」を試したときは「ふーん、静かだね」くらいの感想でした(笑)。心拍に動きがないジャンルだと、せっかくのHUD表示もあまり恩恵を感じないんですよね。
ところが、10分間のキックボクシングを始めた途端、印象がガラリと変わりました。
- 心拍ゾーンの変化:動くほどに画面上の数値がガンガン変わる。
- Burn Bar(バーンバー):他ユーザーの平均データと比較して「今の自分はどの位置か」をリアルタイムで示してくれる。
- リッチな演出:Apple Musicと連動した高品質なBGMと、プロフェッショナルな映像。
Nintendo Switchの『Fit Boxing』に近い楽しさがありますが、より実写のリアルさとデータの連動感が強く、没入感は一段上だと感じました。
集合住宅住まいが「夜」に活用するためのメニュー選び
近隣トラブルへのリスクヘッジも欠かせません(笑)。キックボクシングやHIIT(高強度インターバルトレーニング)は、どうしても足音や振動が発生します。
日本の集合住宅で夜間に楽しむなら、以下の「静かにできるジャンル」をメインに据えるのが賢い選択でしょう。
- ストレングス(軽めのダンベル使用)
- コア(体幹トレーニング)
- ヨガ / ピラティス
- モビリティ(可動域の改善)
- 瞑想
これらのメニューなら、階下への騒音を気にせず、仕事終わりのリラックスタイムに組み込めます。
ジム勢(マシン筋トレ派)にこそ、Fitness+が必要な理由
私は普段、ジムでレッグプレスやベンチプレス、エアロバイクなどのマシンをメインにトレーニングしています。一見すると「家で自重トレをやる必要はない」と思われがちですが、実はマシン筋トレには弱点があるんです。
マシン筋トレの弱点
- 軌道が決まっているため、可動域が狭くなりがち。
- 特定の筋肉は育つが、バランスを取る「体幹」が疎かになりやすい。
- 使い方の癖で左右差が出やすい。
Fitness+がその弱点をどう補完するか
Fitness+のメニューは、「ジムで鍛えた筋肉を、日常生活やスポーツで使える筋肉に整える」のに最適です。
「モビリティ」で関節の可動域を広げ、「コア」で体幹を締め、「ヨガ」で柔軟性を確保する。ジムでの「剛」のトレーニングに、Fitness+の「柔」の要素を加えることで、怪我の少ない動ける体になれる。このハイブリッド運用こそが、50代以上のエンジニアにとっての最適解ではないかと感じています。
まとめ:自分なりの「選別」ができれば、月額の価値は十分
Apple Fitness+は、決して「全部を家で完結させるためのサービス」ではありません。自分のライフスタイルや既存のトレーニングに、どのメニューをピースとして嵌め込むかを考えるのが楽しいサービスです。
私は今後、以下のセットを日常に組み込んでいく予定です。
- 朝:モビリティで体を起こす
- ジムに行けない日:10分のHIIT or キックボクシングで爆速脂肪燃焼
- 夜:コアトレ or 瞑想で心身を整える
Apple Watchをお持ちなら、まずは数日間、触ってみる価値は十分にありますよ!
【おすすめの関連アイテム】
Apple Fitness+をより快適に楽しむために、私が愛用・注目しているアイテムをご紹介します。
- Apple TV 4K:大画面でHUD表示を楽しむなら必須のデバイス。
- ヨガマット(厚手):集合住宅での騒音対策と膝の保護には、8mm以上の厚手がおすすめ。
- Apple Watch Series 11:画面が大きく、ワークアウト中の視認性が抜群に向上しています。
ではでは、良きフィットネスライフを!
















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