Synology NASの「Surveilance Station」アプリでIPカメラを管理しよう！

Synology社製のNASでは「Surveillance Station」というNAS用の監視カメラ管理アプリが利用できます。

ネットワーク内のPCやスマホの専用アプリから、監視カメラの映像を簡単に確認できます。

外出時でもスマホの専用アプリで、リモートアクセス機能を介して、簡単に監視カメラにアクセスすることも可能です。

ネットワーク監視カメラシステムを簡単に構築できます。

「Surveillance Station」とは？

https://www.synology.com/ja-jp/surveillance

最大20台のIPカメラを一括で管理できるNAS用のアプリです。

Synology社製のNASのDS215Jを使用してますが、「Surveilance Station」アプリを、ダウンロードしてインストールすることで利用可能になります。

IPカメラ2台分の無料ライセンスが付属しています。

IPカメラを3台以上使用したい場合は、別途有料ライセンス購入の必要があります。

低価格のIPカメラだとMicroSDカードを用意しないと監視映像を録画できなかったりします。

「Surveilance Station」を利用すれば、監視映像をNASの大容量ストレージに気兼ねなく録画出来ます。

「Surveillance Station」には、「ONVIF」対応カメラを登録可能

TENVIS社の「JPT3815W-HD」というIPカメラを使用しています。

「ONVIF」規格に対応している監視カメラであれば、「Surveilance Station」に登録できます。

ONVIFは、アクシス、ボッシュ、ソニーが立ち上げたネットワークカメラ製品のインターフェースの規格標準化フォーラムである。 ネットワークカメラの機能をWebサービスとして公開するのが特徴。クライアントはカメラからWSDLを取得してそのカメラが持つ機能の利用方法を動的に入手する。

Amazonで”ONVIF IPカメラ“と検索すれば、たくさんのONVIF対応カメラがリストアップされます。

価格の安いものから色々あるので、好みの監視カメラを探してみましょう。

PC版「Surveilance Station」アプリの機能

リアルタイム監視機能

「ライブビュー」と呼ばれている機能です。

監視カメラのリアルタイム映像を確認できます。

リモートでカメラの向きを変えたりすることも可能です。

監視カメラにマイクがある場合、音声を聞き取ることもできます。

玄関が少し離れているので訪問客に気づかない場合もあります。

PC画面の片隅に「Surveillance Station」を起動して、来客チェックに使用したりしています。

マイクで音を拾ってくれるので、画面を最小化していても、何かあれば気が付きます。

録画機能

NASのストレージに指定した容量分、常時録画できます。

録画上限10GBの制限を設けています。

画質にもよると思いますが、1日24時間録画して、約1週間分のデータを保存しておけます。

10GBを越える分は、順次古いデータから自動で削除されていきます。

録画された監視映像は、「タイムライン」画面で、簡単に時刻を指定して見ることができます。

イベント検知録画機能

監視画面内の動体検知が可能です。

画面内に動きを検知した場合に録画開始する機能です。

常時録画機能と組み合わせて使っています。

「タイムライン」画面のタイムバーに動体検知した時間帯が緑色で表示されます。

動きがあった時刻の監視映像をすぐに確認することができます。

不在時に誰がいつ来訪したのかすぐ確認できます。

使い勝手がいい機能です。

スマホ版「Surveilance Station」アプリの機能

外出先からNASのリモートアクセス機能を使って、リアルタイム映像を確認できます。

室内のペットの様子を、外出先からも確認できますね。

スマホからでも、カメラの向きや位置の調整も可能です。

まとめ

Synology社製のNASを持っていて、監視カメラを導入してみたいと検討中の方におすすめです。

ONVIF対応カメラを複数台用意すれば、低コストで監視カメラシステムを構築できます。

ではでは、良きネットワークライフを！