黒岩勉脚本にドハマり!『グランメゾン東京』視聴記 ~伝説の『王様のレストラン』に並ぶ神作品か?~

エンジニアとして長年現場にいると、つい「チームの結束」や「プロの矜持」という言葉に弱くなってしまいます。最近、Apple TV+の『ハイジャック』シーズン2で手に汗握っていたのですが、ふと「熱血チームものが読みたい、いや見たい!」という欲求に駆られまして。以前ハマった『TOKYO MER』と同じ黒岩勉さん脚本ということで、『グランメゾン東京』を手に取ったのですが……これが最高の選択でした。

1話からフルスロットル!現代版「梁山泊」の熱さに痺れる

物語は、木村拓哉さん演じる天才シェフ・尾花夏樹がパリでどん底に落ちるところから始まります。そこから鈴木京香さん演じる早見倫子と出会い、日本で三つ星レストランを目指すという王道ストーリー。しかし、その中身はまさに「現代版・梁山泊」なんです。

  • 尾花(木村拓哉): 傲慢だが圧倒的な腕を持つ、チームの心臓。
  • 京野(沢村一樹): かつての仲間に裏切られた恨みを抱えつつ、理想に燃えるマネージャー。
  • 相沢(及川光博): 家庭と仕事の狭間で揺れる、冷静沈着な人気シェフ。
  • 祥平(玉森裕太): 才能はあるが、過去の事件に縛られる若きシェフ。

一癖も二癖もあるプロフェッショナルたちが、最初はバラバラなのに、「最高の一皿」を媒介にして認め合い、絆を深めていく過程。黒岩脚本特有の「衝突→一皿→結束」のループが、まるで『TOKYO MER』の救命現場のような臨場感で厨房を包み込みます。アドレナリンが出ないはずがありません。

「キムタク」ではなく「職人・尾花」として

今作で驚いたのは、木村拓哉さんの演技の引き算です。いつもの華やかな「キムタクスマイル」は封印され、言葉少なめでぶっきらぼう、料理でしか自分を証明できない不器用な職人としてそこに存在しています。この「天才ゆえの孤独と壊れやすさ」が、ドラマの質を一段押し上げていると感じました。

また、玉森裕太さんの演技も素晴らしかった。アイドルっぽさを一切消した、朴訥で神経質な青年の罪悪感。特に「ナッツ事件」の真相が明らかになる第5話あたりは、あまりにエモい展開に、私も思わず目頭が熱くなりました。


伝説のドラマ『王様のレストラン』との比較

「レストラン再建」「三つ星」「落ちこぼれチーム」と聞くと、どうしても思い出してしまうのが1995年の名作『王様のレストラン』です。奇しくも鈴木京香さんが両作品に出演されているのも、ファンとしては感慨深いものがあります。

個人的な比較の感想:
『グランメゾン東京』は、ジェットコースターのような展開とシリアスな熱血さが魅力。対して『王様のレストラン』は、三谷幸喜脚本特有のユーモアと、レストランという箱庭の中で完結する人間賛歌。特に山口智子さんが演じた「磯野しずか」の、やる気がないのに天才という愛らしさは、今見ても神がかっています。

Filmarksでは『王様』が4.3点、『グランメゾン』が4.2点と超僅差。私の中でも、安心感とユーモアの『王様』は永遠の殿堂入りですが、エンタメとしての完成度と爆発力では『グランメゾン』が並んだ、あるいは超えた瞬間があったと感じています。

まとめ:プロフェッショナルの仕事が見たいあなたへ

毎回の山場、許しと成長、そして圧倒的な料理の美しさ。黒岩勉脚本の凄みを改めて見せつけられました。現在、物語も佳境に入り、私の心臓もバクバクしています。料理好き、熱血もの好き、そして「最近のドラマは……」なんて思っている同世代の皆さんにこそ、ぜひ見てほしい一作です。

【本日のおすすめ】
『グランメゾン東京』の世界観をさらに楽しむなら、動画配信サービスや、劇中の料理のモデルとなったシェフの本もチェックしてみてください。特に、木村拓哉さんの他の黒岩脚本作品を追うのも楽しいですよ!

ではでは、良きドラマライフを!



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