

バッファロー版nasneの登場で再び脚光を浴びているネットワークレコーダーですが、唯一の悩みは「HDDの容量不足」ですよね。 Synology NASには「sMedio DTCP Move」という、レコーダーの録画データをNASへダビングできる強力なアプリがあります。
今回は、nasneやブルーレイレコーダーの録画データをSynology NASへ退避させ、家中どこからでも視聴できる環境を作る方法を、最新状況を交えて紹介します。
1. sMedio DTCP Moveで録画データをNASにダビングする
sMedio DTCP Moveの導入
SynologyのOS「DSM」にログインし、「パッケージセンター」から購入・ダウンロードします。価格は現在 USD $8.5 程度。一度購入すれば、そのNASで使い続けることができます。
※注意:対応機種はSynology公式サイトで必ず確認してください。最近のモデル(DS223jやDS224+など)でも利用可能です。
今からNASを導入するなら、より高速なCPUを搭載した最新モデルがおすすめです。動作の安定感が違います。
2. 実際のダビング手順:nasneからNASへ
初期設定:DMSを有効にする
アプリを起動したら、まずは「設定」画面で以下の2点を確認します。
- 「DMSを有効にする」をON:これでNASがメディアサーバーとして認識されます。
- サーバー名の設定:スマホやTVから探すときに見つけやすい名前を付けておきましょう。
コンテンツのムーブ(ダビング)実行
- 「コンテンツのムーブ」画面のリストから、ダビング元のレコーダー(nasneなど)を選択します。
- ダビングしたい番組にチェックを入れます。
- 「ダビング」ボタンを押下。「コピーカウントが減少します」という警告が出ますが、これはDTCP-IPの仕様なので「はい」で進めます。
ムーブ履歴に「成功」と出れば完了!これでnasne側の容量が空き、新しい録画が可能になります。
3. ダビングした録画データをどこで視聴するか?
Synology NASに保存したデータは「DTCP-IP対応クライアント」があればどこでも再生できます。2026年現在、おすすめの視聴方法を整理しました。
① 4Kテレビの標準アプリで再生(一番手軽!)
最近のLGやソニー、パナソニックなどのスマートTVは、標準でDTCP-IPに対応しています。「写真&動画」や「メディアプレーヤー」アプリからNASのサーバー名を選ぶだけで、リビングの大画面で視聴可能です。
② スマホ・タブレット(DiXiM Play)
家中のどこでも、あるいは外出先から視聴したい場合は「DiXiM Play」一択です。有料アプリですが、買い切りプランもあり、非常に安定しています。
③ まだまだ現役?PlayStation3/4/5
実はPS3の動画再生機能はDTCP-IPにおいて非常に優秀です。もし余っているPS3があれば、テレビ専用の再生機として再利用するのもエンジニアらしい「枯れた技術の活用」ですね。 ※PS4やPS5については、公式アプリ「torne」経由でNASを見に行く設定が必要になります。
まとめ:相互互換性に注意しつつ、賢く「保存」
DTCP-IPという規格は、著作権保護が厳しいため、正直「相性問題」がゼロではありません。しかし、一度環境を構築してしまえば、「レコーダーの買い替え時に録画データが消える」というリスクから解放されます。
- 大切な録画はNASへ。
- 日常の録画はnasneへ。
この使い分けこそが、スマートなテレビライフの正解です。 ではでは、良きNASライフを!

















>DTCP-IP絡みの規格は、相互互換性に色々問題があるようです。試してみて動作すればラッキーぐらいに思ったほうが、良いかもしれません。
海外ではそもそもプロテクト自体がありません。
企業側の都合でユーザーが多くの不便や負担を強いられているのですから、
「動けばラッキー」ではなくて、怒ったほうがいいと思います。