

最近はiPhoneの「写真」アプリで被写体を長押しするだけで切り抜きができる時代です。それでも、Mac版Pixelmatorで作業する理由は、「圧倒的な精密さ」と「実務での応用力」にあります。
今回は、複雑な形をした対象物を思い通りに切り取る方法を改めて解説します。
2026年最新版:PixelmatorならAIで「一瞬」で消せるけれど…
現在のPixelmator(およびPro版)には、「背景を削除」というAIボタンが搭載されています。ほとんどの画像はこれで一撃ですが、境界線が曖昧なものや、エンジニアが作成するマニュアル用の細かい図解などは、手動での微調整が欠かせません。
「Pixelmator」で複雑な形を確実に切り取る手順
1. 「色選択」ツールでおおまかに攻める
まずは「色選択」ツール(魔法の杖のようなアイコン)を使い、背景部分をドラッグして選択していきます。一度に完璧を目指さず、まずは「だいたい」で大丈夫です。
2. モードを使い分けて「境界線」を追い込む
ここがMacで作業する最大のメリットです。ツールバーの「追加」や「削除」モードを切り替えながら、マウスやトラックパッドで1ピクセル単位の調整を行います。
- 選択範囲の追加: 塗りつぶされた四角形が2個重なっているアイコンを選択。
- 選択範囲の削除: 重なった四角形の片方が白いアイコンを選択。
見づらい部分は拡大して、納得がいくまで追い込みましょう。この「細部へのこだわり」は、エンジニアの要件定義やフロー整理にも通じるものがありますね(笑)
エンジニアが「切り抜き」スキルを持つメリット
RPA(UiPathなど)の開発をしていると、実行画面のキャプチャをマニュアルに貼る機会が多くあります。その際、不要な背景を消して対象のボタンやウィンドウだけを際立たせるだけで、「ドキュメントの視認性」が劇的に上がります。
「スマホで簡単」も良いですが、プロフェッショナルな成果物を求めるなら、MacとPixelmatorの組み合わせは2026年現在も最強のコスパを誇るツールです。
まとめ:2026年、あえてMacで「切り抜く」意味
「コラ画像」から「実務用のマニュアル作成」まで、Pixelmatorでの切り抜きは一度覚えると手放せないスキルになります。
正直なところ、今はiPhoneの「写真」アプリで被写体を長押しすれば、一瞬で背景は消せます。それでもMac版を使い続けるのは、「境界線1ピクセルへのこだわり」が、最終的な成果物のクオリティ(説得力)を左右することを知っているからです。
特にエンジニアが作成する技術資料やマニュアルにおいて、「余計な背景がない、見やすい図解」を作れる能力は、立派な付加価値になります。
【エンジニア的・推奨ツール】
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ではでは、良きMacライフを!




















