![](https://digiyoku.com/wp-content/uploads/2018/05/2d007be02e30a3fc2c5049ce506088cd.png)
AIスピーカーをお持ちの方、便利に使ってらっしゃいますか?
「IFTTT」というアプリを使って、AIスピーカーを有効に活用できそうな方法があったのでご紹介します!
Amazon「echo」のAlexaに”ただいま”といったらメールを送信する仕組みを作ってみました。
「IFTTT」(イフト)とは?
IFTTT(イフト)とは「レシピ」と呼ばれる個人作成もしくは公に共有しているプロフィールを使って数あるWebサービス(Facebook、Evernote、Weather、Dropboxなど)同士で連携することができるWebサービスである。開発したのはリンデン・チベッツで[1]2010年にスタートした[2]。
最近では、GoogleAssistantやamazon alexaなどのAIスピーカー(スマートスピーカー)との連携が進んでいる。出典:ウィキペディア
一言でいえば「各種ウェブサービスを連携させて便利に使えますよ」というものです。
「トリガー」と、対する「アクション」を設定することで、便利な作業をしてもらいます。
プログラミング等の知識は一切不要です。
「Alexa」にある言葉を投げかける=「トリガー」、「Gmail」にメール送信する=「アクション」といった感じです。
「IFTTT」と「echo」で子供が帰宅したことをメールで知らせる仕組みを作る
子供が自宅に帰宅したら、外出中の親に帰宅をメールで通知したい。
そんな仕組みを作ってみます。
Amazon echoの「Alexa」に”ただいま“といったら、メールを指定宛先に送信する、という流れです。
iOS版の「IFTTT」アプリをiPadで使用しました。
iPhoneでも全く同様のことが出来ます。
IFTTTをセットアップする
- 初回起動時に、自身のGoogleアカウントでログインしておきます。
- 各Webサービスを始めて使用する時は、各Webサービスのログインが要求されます。各々ログインしてください。
アプリを開いたら、「My Applets」を開いて、右上の「+」を選択します。
Appletとは作成したトリガーとアクションを保存したものです。
作成したAppletはiPadとiPhoneで共有することができます。
どちらかで作れば、クラウドを経由してiPhone、iPadの両方で使えるようになります。
![My Appletesの追加](https://digiyoku.com/wp-content/uploads/2018/05/33709ed642ee8dfad1a010df02fb4623-e1532503870596.png)
My Appletesの追加
「New Applet」画面が開きます。
英語でif this then thatと表示されます。
大事なのは、トリガーである「this」と対するアクション「that」だけです。
「this」をタップします。
![this](https://digiyoku.com/wp-content/uploads/2018/05/this-e1532503930307.png)
this
「アクション」となるサービスを選択する画面が表示されます。
![アクションを選択する](https://digiyoku.com/wp-content/uploads/2018/05/8c07bb3ba745be851dd65216e9147a71-e1532503976404.png)
アクションを選択する
「echo」の「Alexa」サービスを使いたいので、検索ボックスに”alexa”と入力します。
![amazon alexa](https://digiyoku.com/wp-content/uploads/2018/05/amazon-alexa-e1532504020946.png)
amazon alexa
「Amazon Alexa」が表示されるので、選択します。「トリガー」一覧が表示されます。
特定の言葉で反応させたいので”Say a specific phrase”を選択します。
![Say a specific phrase](https://digiyoku.com/wp-content/uploads/2018/05/Say-a-specific-phrase-e1532504067777.png)
Say a specific phrase
反応させたい言葉、ここでは”だだいま”を入力します。
「Create trigger」をタップして「トリガー」を作成します。
![ただいまトリガー作成](https://digiyoku.com/wp-content/uploads/2018/05/c6fe8695e6ae5af10d523899834966d1-e1532504144108.png)
ただいまトリガー作成
次に入力した「トリガー」に対する「アクション」を入力します。
「that」を選択します。
![that](https://digiyoku.com/wp-content/uploads/2018/05/that-e1532504214208.png)
that
「アクション」選択画面が表示されます。
Gmailでメールを送りたいので「Gmail」を選択します。
![Gmailを選択](https://digiyoku.com/wp-content/uploads/2018/05/876a20b1b12c248fed10941946e907e2-e1532504248163.png)
Gmailを選択
Gmailで行いたい「アクション」を選択します。
自分自身にメールを送りたいので「Send yourself an email」を選択します。
![Send yourself an email](https://digiyoku.com/wp-content/uploads/2018/05/Send-yourself-an-email-e1532504279225.png)
Send yourself an email
メール作成画面が表示されるので、「題名」と「本文」にお好みの言葉を入力します。
「Create action」を選択して「アクション」を作成します。
![メール作成](https://digiyoku.com/wp-content/uploads/2018/05/0d518bfd1c0cab7181fd931ade0ed8dc-e1532504312998.png)
メール作成
「echo」に”ただいま”と話しかけたらGmailが送信されるアプレットが作成されました。
「Finish」を選択して完了しましよう。
これでアプレットの作成は終了です。
![Applet作成終了](https://digiyoku.com/wp-content/uploads/2018/05/7b94fd8ade3d9c66914eda6d43bc238c-e1532504351621.png)
Applet作成終了
作成したアプレットを試してみる
準備が出来たので、早速試してみましょう。
Amazon「echo」に向かって話しかけます。
”アレクサ、ただいまをトリガー”と話しかけてください。
”ただいま”だけでは駄目なので”をトリガー”と続けて発話してくださいね。
AlexaとIFTTTに連携してもらいます。
ほどなくすると、Gmailに「ただいま」を通知するメールが届きました。
![ただいまメール受信](https://digiyoku.com/wp-content/uploads/2018/05/52fca261fbb93368e9fd4b7ef90c443d-e1532504386395.png)
ただいまメール受信
子供が無事帰宅したことを、出先の親がスマホのメールで確認することができました。
凄いですね!
まとめ
「IFTTT」アプリはUIが日本語化されていないので、少々とっつきにくいです。
ちょっとした作業だけで、あっという間に「echo」を利用した帰宅確認のメール送信の仕組みを作ることができました。
楽しいです!
他にも色々出来そうです。
各種Webサービスを使用したサンプルのアプレットもたくさんあります。
色々試して、何か便利で面白いものが出来たら又ご報告させていただきますね。
皆様も是非、お試しください!
ではでは、良きスマートスピーカーライフを!