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愛用の「MacBook Pro(Retina, 15-inch, Mid 2015)」ですが、最近ファンの爆音が気になります。
使用開始してから2年半近く経過しており、裏蓋を外したら相当埃が溜まっていました。
掃除すると、気持ちファンの音が静かになりました。
「MacBook Pro」のファンの爆音が気になります
夏場の暑さのせいかもしれませんが、少し負荷のかかる作業を行うと途端に爆音を鳴らし始める「MacBook Pro」のファン…
使用開始してから、既に2年半近くの結構な時間も経過しています。
保証も切れているし、以外と簡単に裏蓋を開けられるようなので「MacBook Pro」の掃除にトライしてみました。
裏蓋を開けてしまうと今後保証が受けられない等の問題が発生する可能性があります。
保証期間内でしたら、裏蓋は自分で開けないほうがよいでしょう。
「MacBook Pro(Retina, 15-inch, Mid 2015)」の掃除に必要なもの
- 裏蓋の星型ネジを外す為の専用のドライバー
- エアダスター
MacBook Pro(Retina, 15-inch, Mid 2015)で裏蓋をとめているネジは少し特殊なものです。
星の形をしています。
従って専用のドライバーが必要になります。
このドライバーセットには他にも様々な形のビットが用意されています。これ一つあれば結構便利に使えそうです。
「iPhone」の分解にも利用できるようです。
埃を吹きとばすのに、普段デジカメのレンズの埃を除去するのに使用しているブロアーを用意しました。
缶スプレータイプのエアダスターもあります。
今回はカメラ・レンズのクリーニング用のブロアーを使用しました。
缶スプレータイプのほうがファンの隅々まで綺麗に掃除するのに便利かもしれません。
手押しには結構力も必要だし、疲れました。
あとは、細かいところの埃の除去するのに爪楊枝と、裏蓋の埃を拭き取る除菌シートがあれば便利です。
「MacBook Pro(Retina, 15-inch, Mid 2015)」の掃除
掃除に必要なものが揃ったら「MacBook Pro」の裏蓋を外していきましょう。
「MacBook Pro」の裏蓋のネジを外す
![ロゴ付近のネジ.png ロゴ付近のネジ](https://digiyoku.com/wp-content/uploads/2018/07/a2311bd6958bf5e5db4dde038fac21fe.png)
ヒンジ近くの「MacBook Pro」ロゴ付近のネジ2箇所だけ、ネジの長さが短くなっています。注意しましょう。
![ネジ.png ネジ](https://digiyoku.com/wp-content/uploads/2018/07/e326891f8e2464545f293b940006c888.png)
全部で10箇所ネジがあります。
ネジを外したら無くさないように注意して保管しておきましょう。
裏蓋はヒンジ部分から手で簡単に外れました。
「MacBook Pro」内部の埃を除去する
![内部の埃.png 内部の埃](https://digiyoku.com/wp-content/uploads/2018/07/aaed6affcd35728734ea9f05a0edfb74.png)
裏蓋を綺麗にする
![裏蓋.png 裏蓋](https://digiyoku.com/wp-content/uploads/2018/07/ebe19d88ff4be322301443844799c60e.png)
まずは外した裏蓋から綺麗にしました。
結構汚れていて埃も多数付いていました。
本体内部の埃を除去する
![埃拡大.png 埃拡大](https://digiyoku.com/wp-content/uploads/2018/07/d673a489d33130f4800d6da10451c7cd.png)
次は本体部分です。
エアーを吹き付けて埃を飛ばしていきます。
思ったほどには埃は蓄積していない感じでした。
まあ十分すぎるほどに汚れています。掃除してよかったです。
2機あるファンの羽の部分が、特に埃が付着して汚れていました。
残念ながら手動のブロアーでは、ファンの羽についた埃はあまり除去できませんでした。
ファンの部分は、繊細らしく触ったりすると軸がぶれたりして故障の原因になったりするらしいです。
壊れたら嫌だったので、できるだけエアーを吹くだけに留めました。
埃はまだ残っていましたが、とりあえずそのままにして今回は終了しました。
![掃除後.png 掃除後](https://digiyoku.com/wp-content/uploads/2018/07/2b661d997e028dd777e38845edf46e22.png)
缶スプレータイプのエアダスターであればもっと綺麗に掃除できたかもしれません。
次回の掃除では缶スプレータイプのエアダスターを購入しておこうと思います。
掃除が終了したら、裏蓋を戻して、ネジを締めて作業は終了です。
「SMC(システム管理コントローラ)リセット」を実行する
ついでですので、この機会に「SMC(システム管理コントローラ)リセット」も行っておきましょう。
https://support.apple.com/ja-jp/HT201295
SMC のリセットが必要な場合の兆候
以下の症状が認められる場合は、SMC のリセットが必要だと考えられます。
コンピュータへの負荷が高くなく、正しく通気されているにもかかわらず、コンピュータのファンが高速で回転する。
SMCリセット手順
- Apple メニュー >「システム終了」の順に選択します。
- Mac がシステム終了したら、内蔵キーボードの左側の「shift + control + option」キーを押しながら、電源ボタンを押します。これらのキーと電源ボタンを 10 秒間押し続けてください。
- すべてのキーを放します。
- 電源ボタンをもう一度押して、Mac の電源を入れます。
「Macs Fan Control」アプリについて
![スクリーンショット 2018-07-23 6.55.34.png MacsFanControl](https://digiyoku.com/wp-content/uploads/2018/07/735cfd23ea0c8da450e915ee6490d15e.png)
https://www.crystalidea.com/macs-fan-control
以前は「Macs Fan Control」アプリを使用して「MacBook Pro」のファンの回転数を確認していました。
無料でファンの回転数やCPUの温度を確認、ファンの回転数を制御できるアプリです。
便利に使用していたのですが、今回のタイミングで使用を中止してアンインストールしました。
- 「Mac App Store」で提供されている正規アプリではない
- 外部との通信を許可しないと利用できない
今後のリスクを考えて、使用を中止しました。
「VitalSigns」アプリ
![vitalsign.png Vitalsigns](https://digiyoku.com/wp-content/uploads/2018/07/vitalsign.png)
ファンの回転数がわからなくなってしまうのも困るので、代替のアプリをインストールしました。
「Mac App Store」経由ではありませんが
https://www.finalvector.com/vitalsigns/
こちらからダウンロード可能です。
通知センターにウィジェットして表示可能です。
さっと開いてすぐに確認できます。
![通知センターのウィジェット.png 通知センターのウィジェット](https://digiyoku.com/wp-content/uploads/2018/07/d2afc524c6007b519aff0708240e1d8c.png)
CPU温度、ファン回転数、RAM使用量などを把握できます。
まとめ
裏蓋を外しての埃除去掃除で、劇的にファンの音が小さくなるということはありませんでした。
ですが、同じ作業をさせても気持ち静かになった気はします。
なにより、あれほど汚くなっていた「MacBook Pro」の内部を掃除できたのは気持ちが良かったです。
かなりの埃が溜まっていました。
長年使用しているMacはきっと埃で汚れているはずです。
機会があれば、「MacBook Pro」の掃除にチャレンジされてみてはどうでしょうか?
簡単な部類のメンテナンスに入ると思います。
ではでは、良きMacライフを!