インターネット接続の高速化に欠かせない「v6プラス」。しかし、PS4やSwitchなどのオンラインゲームで「NATタイプ」や「ポート開放」の壁にぶつかり、泣く泣く低速な「IPv4 PPPoE」に戻している方も多いのではないでしょうか?
私はエンジニアとして、「v6プラス用」と「IPv4 PPPoE用」のルーター2台を併用することで、爆速な通信環境とゲームの安定性を両立させました。
しかし、ここで一つ問題が発生します。ルーターを単純に2台並べると、ネットワークが分離してしまい、「別のルーターに繋がっているデバイス(nasneやNASなど)が見えない!」という状況に陥ります。
今回は、この分離した2つのネットワークを「相互参照」できるようにするための、エンジニア視点での設定方法を徹底解説します。
「IPv4 PPPoE環境」と「v6プラス環境」を統合して利便性を向上させる
【現在の課題:ネットワークの分断】
■ v6プラス環境(メイン)
[192.168.11.1] を起点とするPC、TV、スマホ群
↓↑ 相互アクセス不可(ここを解決したい!)
■ IPv4 PPPoE環境(ゲーム専用)
[192.168.0.1] 配下のPS4・ゲーミングPC群
このままでは、IPv4 PPPoE側のPS4から、v6プラス側にある「nasne」や「NAS」にアクセスできません。スマホからも「torne」経由でPS4側の録画データが見れない状態です。
これらを、同じ家のネットワークとしてシームレスに繋ぎます。
【上級者向け】Synology「RT6600ax」なら1台で完結可能
もし機材をスッキリさせたいなら、Synology社製ルーターが最強の選択肢です。1台で「IPv6 IPoE」と「IPv4 PPPoE」を同時に叩けるデュアルWAN機能を備えています。
2026年現在は、最新の「RT6600ax」がWi-Fi 6にも対応しており、より高速で安定した環境を構築できます。
▼1台で完結させたい方はこちら(最新モデル)
2台のルーターを併用するための「セグメント統合」設定手順
1. 「v6プラス」側(親)のルーター設定
まずはメインとなるネットワークの範囲を確認します。バッファロー製の場合、標準では 192.168.11.2 〜 64 程度が割り当て範囲になっているはずです。
2. 「IPv4 PPPoE」側(子)のルーター設定
ここが重要です。子ルーターのLAN側アドレスを、親ルーターと同じグループ(セグメント)に変更します。
- LAN側IPアドレス: 親が使っていない 192.168.11.100 などに固定。
- DHCPサーバー: 必ずOFFにします(親ルーターに任せるため)。
- ブリッジ設定: PPPoEブリッジやIPv6ブリッジはOFFに設定。
3. 物理的な「逆流防止」接続
設定が終わったら、ルーター同士を「LANポート ↔ LANポート」で接続します。これで、物理的に1つの巨大なスイッチングハブ配下に全員がいる状態になります。
4. PS4(ゲーム機)の手動IP設定
子ルーターのDHCPを止めているため、PS4には手動で「通行証」を渡します。
| 設定項目 | 設定値(例) |
|---|---|
| IPアドレス | 192.168.11.101 |
| サブネットマスク | 255.255.255.0 |
| デフォルトゲートウェイ | 192.168.11.100(※子ルーターを指す) |
| プライマリーDNS | 192.168.11.100 |
| セカンダリーDNS | 192.168.11.1(※親ルーターを指す) |
まとめ:PS4からnasneが爆速で繋がる感動!
設定完了後、PS4の「torne」を起動してみてください。驚くほどスムーズにnasneを認識し、録画番組が再生されるはずです。もちろん、NASにある動画や画像も自由自在です。
「速度(v6プラス)」と「互換性(PPPoE)」の両立。少し手間はかかりますが、一度構築してしまえば最強の宅内ネットワークが完成します。
▼私が愛用している信頼のネットワーク機器
nasneは現在、バッファローから大容量モデルが発売されており、より使い勝手が向上しています。未体験の方はぜひこの「どこでもテレビ」環境を試してみてください!
ではでは、良きインターネットライフを!




















参考にしたいのですが、PS4のポート開放もできますか?
インターネットの速度など落ちませんか?教えてください。